
Vaundyの「怪獣の花唄」は、2020年5月11日に配信されたデジタルシングルです。同年5月27日にリリースされた1stアルバム『strobo』にも収録されています。
リリースから時間が経っても聴かれ続けている曲ですが、改めて聴くと、数字や記録より先に「これはみんなで歌いたくなる曲だな」と感じます。
サビは大きく開けているのに、曲の根っこにあるのは意外なくらい切ない記憶です。Vaundyの少し荒さを残した歌声も、その両方をうまくつないでいます。
この記事では、「怪獣の花唄」を実際に聴いて感じたところを中心に、MP3フル配信のダウンロード情報、サブスク、CD・アルバム情報までまとめます。
目次
Vaundy「怪獣の花唄」を聴いて感じたこと
この曲を聴いて最初に引っかかるのは、Vaundyの声がきれいに整いすぎていないところです。
Aメロでは少し低めの位置から言葉を前へ押し出すように歌い、ところどころ声のざらつきもそのまま残しています。その歌い方があるからこそ、サビに入った瞬間、視界が一気に広がるような感覚があります。
「怪獣の花唄」というタイトルだけを見ると、もっと変わった曲を想像するかもしれません。ただ、実際に流れてくる音はかなりまっすぐです。ギターとリズムが曲を前へ運び、その上に覚えやすいメロディが乗っています。
特にサビは、一人で静かに聴くというより、誰かと一緒に声を出したくなる作りです。
メロディが上へ上へと向かいながら、Vaundyの声も少しずつ熱を帯びていく。ここで声を完璧に整えず、やや荒っぽいまま押し切るところがいいんですよね。ライブやカラオケで多くの人が歌いたくなる理由も、このサビを聴くとよく分かります。
明るいサビの奥に、ずっと消えない記憶がある
一方で、歌詞を追っていくと「怪獣の花唄」は単純な青春ソングではありません。
描かれているのは、記憶の中に残っている誰かの歌や、その人と過ごした時間です。もう目の前にはない時間なのに、声や歌だけは妙に鮮明に残っている。そんな感覚が曲の中心にあります。
昔のことを思い出すとき、人の顔より先に、そのとき聴いていた音楽や声が浮かぶことがあります。「怪獣の花唄」には、あの感覚に近いものがあります。
だからサビはあれだけ明るく大きく広がるのに、聴き終わったあとには少し寂しさが残ります。
過去へ戻りたいと泣き続けるわけでもなく、完全に吹っ切れて前を向くわけでもない。その中間にある感情を、Vaundyはとても自然に歌っています。
個人的に好きなのは、サビで声が少し荒くなる瞬間
私がこの曲で特に好きなのは、サビに入ってからVaundyの声が少し荒くなっていくところです。
きれいに伸ばすだけなら、ここまで胸に残るサビにはならなかった気がします。
少し叫ぶようでもあり、昔の記憶に向かって必死に声を届けているようでもある。その生っぽさが、曲の持つ開放感と切なさを同時に強くしています。
最初は「歌いやすくて気持ちいい曲」として耳に入っても、何度か聴いているうちに歌詞の寂しさが後ろから追いついてくる。そこが「怪獣の花唄」の面白いところです。
「怪獣の花唄」のミュージックビデオ
「怪獣の花唄」の公式ミュージックビデオも公開されています。
Vaundy「怪獣の花唄」MUSIC VIDEOをYouTubeで見る
映像でも、過ぎた時間や誰かとの記憶を振り返るような空気が描かれています。曲だけで聴いたあとにMVを見ると、「怪獣」という言葉から想像するものが少し変わってくるかもしれません。
歌詞を確認したい場合はこちらです。
「怪獣の花唄」のMP3フル配信・ダウンロード情報
「怪獣の花唄」は、音楽ダウンロードサービスで1曲ずつ購入できます。
| 配信サービス | 単曲価格 |
|---|---|
| music.jp | 261円 |
| Amazon Music | 250円 |
| iTunes Store | 255円 |
※価格や配信内容は変更される場合があります。購入時に各サービスで最新情報を確認してください。
サブスクではなく、好きな曲を音源として手元に残しておきたい方は、単曲ダウンロードが使いやすいです。
music.jpで「怪獣の花唄」をダウンロード
「怪獣の花唄」はmusic.jpでもダウンロードできます。
music.jpでは「怪獣の花唄」のようなシングル曲を1曲ずつ購入できるため、「月額の聴き放題ではなく、この曲だけ手元に残したい」という場合にも向いています。
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「怪獣の花唄」はサブスクでも聴き放題
購入する必要がなく、普段からサブスクを利用している方なら、そのまま「怪獣の花唄」を楽しめます。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimitedでも「怪獣の花唄」を聴くことができます。
Apple Music
Apple Musicでは、アルバム『strobo』を含めVaundyの楽曲をまとめて楽しめます。
「怪獣の花唄」収録アルバム『strobo』
「怪獣の花唄」は、2020年5月27日にリリースされたVaundyの1stアルバム『strobo』に収録されています。
『strobo』には「東京フラッシュ」「不可幸力」「napori」「僕は今日も」なども収録されており、初期のVaundyをまとめて聴ける一枚です。
時間が経ってから聴くと、切なさのほうが残る曲
「怪獣の花唄」というと、大勢で盛り上がれるサビを最初に思い浮かべる人も多いと思います。
もちろん、その開放感はこの曲の大きな聴きどころです。ただ、改めて最初から最後まで聴くと、私は明るさ以上に「もう戻らない時間を、それでも忘れたくない」という気持ちのほうが残りました。
Vaundyの少し荒い歌声も、整ったメロディだけでは出せない生々しさを加えています。
サビだけを知っている方にも、ぜひ一度イヤホンで最初から聴いてほしい曲です。にぎやかなところだけではない「怪獣の花唄」が、たぶん少し違って聞こえてきます。
また、「怪獣の花唄」とはかなり違うVaundyの軽やかな一面を聴きたい方は、Vaundy「気まぐれ」のレビュー・配信情報もあわせてどうぞ。
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出典:怪獣の花唄(amazon)