
=LOVE「あの子コンプレックス」は、2022年5月25日に発売された11thシングルの表題曲です。
失恋を歌った曲ではありますが、聴いたあとに強く残るのは「好きだった人を忘れられない」という気持ちだけではありません。
相手のそばにいる“あの子”を意識した瞬間、自分には何が足りなかったのか、自分がもう少し違う人間だったら結果は変わったのか。そんなふうに、恋の痛みがいつの間にか自分自身への劣等感へ変わっていく。その感情のこじれ方が、この曲のかなり苦しいところです。
明るく弾けるアイドルポップとは違い、「あの子コンプレックス」は最後まで気持ちをきれいに片づけてくれません。だからこそ、失恋したときのどうしようもなさが妙に現実的に残ります。
目次
=LOVE「あの子コンプレックス」はどんな曲?
| 曲名 | あの子コンプレックス |
|---|---|
| アーティスト | =LOVE |
| 発売日 | 2022年5月25日 |
| 作品 | 11thシングル表題曲 |
| 作詞 | 指原莉乃 |
| 作曲 | 高橋涼 |
| 編曲 | 湯浅篤 |
| センター | 佐々木舞香 |
静かなピアノから始まる「あの子コンプレックス」は、最初の数秒から華やかなアイドルソングとはかなり違う空気をまとっています。
大きく泣き叫ぶような曲ではありません。むしろ、まだ気持ちを整理できていない人が、自分の中で何度も同じことを考えているような静けさがあります。
=LOVE公式ディスコグラフィーでも、2022年5月25日発売の11thシングル表題曲として確認できます。
「あの子コンプレックス」を聴いた感想・レビュー
失恋よりもつらい、“あの子”と自分を比べてしまう気持ち
この曲を聴いていて一番苦しく感じるのは、恋が終わったことそのものより、その理由を自分の中で探し続けてしまうところです。
相手の気持ちはもう以前とは違っている。それをどこかでは分かっているのに、完全には諦められない。そして別の誰かの存在を感じたとき、「自分よりあの子のほうがよかったのだろうか」という比較が始まってしまいます。
ここが「あの子コンプレックス」というタイトルの怖いところでもあります。
相手を責めるだけなら、まだ怒りとして外へ出せます。でもこの曲では、嫉妬の矛先が少しずつ自分へ戻ってくる。もっと素直だったら、もっと甘えられたら、もっと愛される人になれていたら……と、自分に足りないものばかり探してしまうんです。
恋人を失った悲しさと、自分自身を好きになれなくなる苦しさが一緒に入っている。単純な失恋ソングでは終わらない理由は、そこにあると思います。
複数の歌声だからこそ、ひとりの心の中がさらに複雑に聞こえる
=LOVEはグループなので、当然ながら曲の中では歌声が次々と入れ替わります。
ところが「あの子コンプレックス」では、それが感情を散らしてしまうのではなく、むしろ主人公の心の中にあるいくつもの声を聞いているように感じられるのが面白いところです。
まだ好きだと思う気持ち。もう終わったと分かっている冷静さ。相手を責めたい気持ち。“あの子”を気にしてしまう嫉妬。そして最後には、自分が悪かったのではないかと考えてしまう弱さ。
ひとりで抱えるにはあまりに入り組んだ感情を、声が変わるたびに少し違う角度から見せていく。グループで歌うことが、この曲ではかなり効いています。
特に佐々木舞香を中心にした歌声には、声を強く張り上げるというより、感情がこぼれそうになるギリギリのところで言葉を置いていくような場面があります。きれいに歌えば歌うほど、歌詞の中にある未練や嫉妬が逆に生々しく聞こえてくるのも、この曲ならではです。
「コンプレックス」という言葉が最後まで消えない
個人的に「あの子コンプレックス」で一番好きなのは、曲が進んでも主人公が劇的に立ち直らないところです。
失恋ソングでは、最後に別れを受け入れたり、前を向いたりすることで物語を閉じる曲も多くあります。でも、この曲はそんなに簡単ではありません。
もう愛なんて必要ないと思おうとしても、結局は相手のそばにいたい。忘れたいのに忘れられないし、“あの子”のことも頭から離れない。
そして最後まで残るのが「コンプレックス」です。
誰かに負けたという事実以上に、「自分はあの子のようにはなれない」という感覚が残ってしまう。曲を聴き終えたあとにも少し居心地の悪いものが残るのは、このタイトルが単なるキャッチーな言葉ではなく、失恋によって生まれた感情そのものを言い当てているからだと思います。
きれいな恋愛だけではなく、好きだからこそ嫉妬するし、自分が嫌になることもある。そこまで隠さず曲にしているところに「あの子コンプレックス」の強さがあります。
「あの子コンプレックス」の公式ミュージックビデオ
公式ミュージックビデオでは、雨や水、暗い空気を使いながら、曲の中にある孤独や揺れる感情が映像でも描かれています。
曲だけで聴いたあとにMVを見ると、“あの子”そのものを描くというより、主人公の内側にある苦しさを映像にした作品だと感じやすいと思います。
=LOVE「あの子コンプレックス」公式MVをYouTubeで見る
「あの子コンプレックス」のMP3フル配信・ダウンロード情報
=LOVE「あの子コンプレックス」は、music.jpやiTunes Storeなどでダウンロード購入できます。
| 配信サービス | 単曲価格 | 配信形式 |
|---|---|---|
| music.jp | 261円 | ダウンロード |
| iTunes Store | 255円 | ダウンロード |
曲を端末に保存して聴きたい場合は、サブスクではなくダウンロード購入を選ぶ方法があります。
music.jpでは「あの子コンプレックス」を261円でダウンロード
music.jpでは、=LOVE「あの子コンプレックス」のフル音源が261円で配信されています。
music.jpで「あの子コンプレックス」の配信ページを確認する
また、当サイトから案内しているmusic.jpの対象コースでは、初回登録者向けに30日間の無料おためしがあります。
無料期間中は、音楽や電子書籍などに使える通常ポイント600円分と、動画に使える1,000円分の動画ポイントが付与されます。「あの子コンプレックス」は261円なので、通常ポイントを使って購入することもできます。
無料期間終了後は月額1,958円(税込)がかかるため、継続しない場合は期間内の解約が必要です。
登録方法は、こちらの記事で詳しくまとめています。
無料期間だけ利用したい場合は、解約方法も先に確認しておくと安心です。
このページでは30日間の無料お試し期間がある「music.jp」の特別限定プランの無料登録手順について解説しています。スマホの画面を使って解説していますが、パソコンからも登録することができます。 30 ... 続きを見る このページでは総合エンタメサイト「music.jp」のプレミアムコース解約手順について解説します。スマホの画面を使って説明しますが、パソコンからも解約することができます。 このサイトから申し込める「m ... 続きを見る
music.jpの無料登録手順
music.jpのプレミアムコース解約手順
iTunes Storeでは255円でダウンロード
iTunes Storeでも「あの子コンプレックス」を単曲購入できます。価格は255円です。
iTunes Storeで「あの子コンプレックス」を確認する
「あの子コンプレックス」はサブスクでも聴ける
ダウンロード購入ではなく、普段から定額制の音楽サービスを使っている人は、Amazon MusicやApple Musicでも「あの子コンプレックス」を聴けます。
Amazon Music Unlimited
Amazon Musicでは「あの子コンプレックス」の配信が確認できます。=LOVEのほかの楽曲もまとめて聴きたい人なら、サブスクを利用する方法もあります。
Apple Music
Apple Musicでも「あの子コンプレックス」がストリーミング配信されています。
iPhoneやApple製品を中心に使っている人や、普段からApple Musicを利用している人はこちらが使いやすいでしょう。
「あの子コンプレックス」のCD情報
「あの子コンプレックス」は、2022年5月25日に=LOVEの11thシングルとしてCDでも発売されています。
Type A・Type B・Type C・Type D(通常盤)が用意されており、Type Aには「あの子コンプレックス」のMusic Videoとメイキング映像も収録されています。
収録内容を含めて手元に残したい人は、CDを選ぶのもいいでしょう。
まとめ|「あの子コンプレックス」は、失恋した自分まで嫌いになりそうな夜に残る曲
=LOVE「あの子コンプレックス」は、失恋の悲しさだけを歌った曲ではありません。
好きな人を失うこと。その人の隣にいるかもしれない“あの子”を意識すること。そして、自分に足りなかったものばかりを探してしまうこと。
恋が終わった痛みとコンプレックスが絡み合っているから、聴いていて気持ちのいい曲ではない瞬間さえあります。でも、その居心地の悪さを残したまま終わるところが、この曲のいちばん忘れにくい部分です。
=LOVEの明るい曲を知っている人ほど、この歌の声の使い方や感情の深さには少し驚くかもしれません。
失恋したあと、相手ではなく自分ばかり責めてしまったことがある人には、かなり近いところまで入ってくる一曲です。一度、歌詞を追いながらじっくり聴いてみてほしいです。
※本ページにはプロモーションが含まれています。
出典:あの子コンプレックス(amazon)