
すとぷりの「ナミダメ」は、2021年5月5日にリリースされた配信シングルです。
春らしい明るさのある曲なのですが、聴いていて残るのは単純な爽快感だけではありません。誰かと出会えたうれしさ、その時間がずっと続くわけではない寂しさ、それでも次へ進もうとする気持ち。そんな少しずつ違う感情が、すとぷりの複数の歌声を通して入れ替わりながら聞こえてきます。
特に気になるのが、タイトルにもなっている「ナミダメ」という言葉です。
泣いている人をそのまま描くのではなく、まだ涙がこぼれる少し手前の表情を切り取っている。この絶妙な距離感が、曲を聴き進めるほど効いてきます。
ここでは、すとぷり「ナミダメ」のMP3ダウンロード・サブスク配信情報とあわせて、複数ボーカルだからこそ生まれる曲の温度や、聴きどころを詳しく紹介します。
目次
すとぷり「ナミダメ」はどんな曲?
「ナミダメ」は、作詞をななもり。×谷口尚久、作曲をるぅと×松、編曲を松が担当した楽曲です。
2020年に発表された「マブシガリヤ」の続編として制作され、「出会いと別れ。入学と卒業。」をテーマにした一曲。春という季節の明るさだけではなく、新しい場所へ向かうときの不安や、誰かと離れる寂しさまで曲の中に入っています。
最初に聴いたときは、もっとストレートな春の応援歌なのかと思いました。
ところが聴き進めると、少し違います。
明るいメロディの中に、ふっと寂しさが入り込む。その寂しさを大げさに膨らませるのではなく、最後には「それでも大丈夫」と隣から声をかけるようなところまで持っていく。この感情の動きが「ナミダメ」の好きなところです。
「ナミダメ」は複数の歌声が重なるほど気持ちが大きくなる
この曲でじっくり聴いてほしいのが、すとぷりの声の受け渡し方です。
ひとりのボーカルが最初から最後まで感情を背負う曲とは違い、「ナミダメ」では声が変わるたびに、同じ景色を少し違う角度から見ているように聞こえます。
やわらかく寄り添う声があったと思えば、次には少し前へ押し出すような声が入ってくる。それぞれの声質が完全に揃っていないからこそ、ひとつの感情だけで曲が進んでいきません。
そして複数の声が重なった瞬間、それまで個人的だった気持ちが一気に広がります。
誰かひとりが「頑張れ」と言っているというより、何人もの友達がそばにいてくれるような聞こえ方になるんです。
これは、すとぷりが歌う「ナミダメ」だからこそ出せる温度だと思います。
タイトルの「ナミダメ」が曲の途中から違って聞こえてくる
タイトルだけを見ると、「ナミダメ」はかなり切ない曲にも思えます。
ただ、実際に曲の中でこの言葉に触れると、悲しいだけの「涙目」ではありません。
誰かが自分のことを思って涙ぐんでくれる。その姿を見て、寂しさだけではなく「自分にはこんな人がいるんだ」といううれしさまで生まれてくる。
ここが面白いところです。
曲の前半では、別れや環境の変化を前にした揺れる気持ちに聞こえていたものが、だんだん誰かとつながっている証拠のように聞こえてきます。
だから「ナミダメ」というタイトルなのに、聴き終わったあとに残るのは重たい悲しさではありません。
涙が出そうな瞬間を否定せず、そのまま抱えながら次へ進んでいく。そんな曲です。
明るい春の音の中に、少しだけ寂しさが残る
サウンドも、この歌詞に合っています。
全体には軽やかさがあり、春の空気を思わせる明るいメロディが流れています。ただし、最初から最後まで勢いだけで押し切るタイプの曲ではありません。
歌声をしっかり聴かせるところでは少し余白が生まれ、声が重なる場面になると音の景色も広がっていく。その変化によって、歌詞の感情まで自然に大きくなっていきます。
個人的には、この「泣きそうなのに、ちゃんと明るい」というバランスがかなり好きです。
卒業や別れをテーマにすると、どうしてもしんみりしたバラードへ寄りやすいところですが、「ナミダメ」はそこへ行きすぎません。
寂しい。でも、次に会ったときにはまた笑えるかもしれない。
そんな感覚が残るので、卒業の季節だけではなく、環境が変わるときや、新しい場所へ向かうときにも聴きたくなります。
「マブシガリヤ」から続けて聴くと、さらに面白い
「ナミダメ」は、2020年に発表された「マブシガリヤ」の続編として公開された楽曲です。
そのため「ナミダメ」だけでも楽しめますが、「マブシガリヤ」から続けて聴いてみると、同じ登場人物の時間が少し先へ進んだような感覚も味わえます。
単に似た雰囲気の曲をもう一曲作ったというより、出会って、同じ時間を過ごし、その先に訪れる変化まで描いているところが面白いです。
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「ナミダメ」のMP3フル配信・ダウンロード情報
すとぷり「ナミダメ」は、主要な音楽配信サービスでダウンロード・ストリーミング配信されています。
サブスクで繰り返し聴くのもいいですが、「ナミダメ」だけを手元に残して聴きたい場合は、MP3などのダウンロード購入が向いています。
music.jp
music.jpでは、すとぷり「ナミダメ」をはじめ、さまざまな楽曲をダウンロード購入できます。
music.jpは聴き放題型のサービスとは違い、ポイントなどを利用して楽曲を購入するタイプです。一度購入した曲を手元に残して聴きたい人には使いやすいサービスです。
登録方法を先に確認しておきたい場合は、こちらで画面の流れをまとめています。
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Amazonで「ナミダメ」をダウンロード
Amazonでも「ナミダメ」のデジタル音源を確認できます。
「ナミダメ」はサブスクでも聴ける
「購入するほどではないけれど、まずフルで聴いてみたい」という場合は、サブスクから聴く方法もあります。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimitedでは、すとぷりの楽曲をストリーミングで楽しめます。
Apple Music
Apple Musicでも「ナミダメ」は配信されています。普段からApple Musicを利用している場合は、そのまま検索して聴くのが手軽です。
「ナミダメ」はCDに収録されている?
「ナミダメ」は2021年に配信シングルとしてリリースされた楽曲ですが、その後、すとぷりのベストアルバム『Strawberry Prince Forever』にも収録されています。
現在は配信だけでなく、アルバムの中の一曲として聴くこともできます。
すとぷり「ナミダメ」を聴いてみて
「ナミダメ」を聴き返していると、この曲は「別れを悲しむ歌」というより、涙が出そうになるくらい大切な誰かがいることを歌った曲なのだと思えてきます。
ひとりの声ではなく、いくつもの声が入れ替わり、最後には重なっていく。その歌い方自体が、この曲の「ひとりじゃない」という感覚につながっています。
そして最初は少し切なく見えた「ナミダメ」という言葉も、曲を聴き終えるころには不思議と温かく感じます。
春の歌だからといって、春だけに聴くのは少しもったいない曲です。
大切な人と離れるとき、新しい場所へ向かうとき、何となく今までと同じではいられないと感じたとき。そんなタイミングで一度、複数の声が重なっていくところまでじっくり聴いてみてください。
※本記事には広告リンクを含みます。
出典:ナミダメ(amazon)