
久しぶりに会った友人と話し始めたら、離れていた時間が嘘のように感じられる。そんな再会のうれしさを、鮮やかな音に変えたのがYOASOBIの「三原色」です。
軽快なリズムに乗って進むメロディと、明るくまっすぐなikuraの歌声。サビに入ると音が一気に広がり、ずっと会いたかった相手を目の前にしたような高揚感が生まれます。
ただ懐かしいだけではありません。会えなかった間、それぞれに違う毎日を過ごしてきたからこそ、もう一度出会えたことがうれしい。聴き進めるほど、そんな気持ちが伝わってきます。
「三原色」は2021年7月2日に配信された楽曲で、NTTドコモ「ahamo」のCMソングにも起用されました。
この記事では、「三原色」の歌声やサウンド、歌詞に込められた友情をレビューしながら、MP3ダウンロード、サブスク配信、収録CDの情報も紹介します。
目次
YOASOBI「三原色」はどんな曲?
「三原色」は、Ayaseが作詞・作曲・編曲を手がけ、ikuraが歌うYOASOBIの楽曲です。
| 曲名 | 三原色(さんげんしょく) |
|---|---|
| アーティスト | YOASOBI |
| 配信日 | 2021年7月2日 |
| 作詞・作曲・編曲 | Ayase |
| ボーカル | ikura |
| タイアップ | NTTドコモ「ahamo」CMソング |
| 原作 | 小御門優一郎「RGB」 |
| 収録作品 | 『THE BOOK 2』 |
原作となった小説「RGB」で描かれるのは、かつて仲の良かった3人の幼なじみが、離れて過ごした年月を経て再会する物語です。
歌詞にも、会わない間に変わったことと、時間が過ぎても変わらない関係が描かれています。
「三原色」というタイトルも、この曲を聴くうえで大切なところ。それぞれ違う色を持つ人たちが、再び重なり合うことで新しい景色が生まれる。そんな情景が、音楽そのものからも浮かんできます。
YOASOBI「三原色」レビュー|離れていた時間さえ、再会の喜びに変わる一曲
ikuraの明るい歌声が、再会を待つ気持ちを弾ませる
「三原色」を聴いていてまず気持ちが動くのは、ikuraの歌声です。
明るく軽やかな声なのですが、最初から勢いよく押してくるわけではありません。言葉を一つずつ置くように歌い始め、曲が進むにつれて少しずつ弾んでいきます。
久しぶりに会う友人との待ち合わせ。楽しみな気持ちはもちろんあるけれど、会った瞬間に何を話そうか、昔のように笑い合えるだろうか。そんな小さな落ち着かなさまで感じられる歌い方です。
そしてサビでは、声がすっと前へ伸びていきます。
この変化がいいんですよね。再会を待っていたときのそわそわした気持ちが、顔を見た瞬間の喜びへ変わっていくようです。
ikuraの声には、聴いている側まで笑顔になってしまうような明るさがあります。それでいて、懐かしい相手を思う温かさも失われていません。
色が重なるように広がるサビと、軽快なリズムが心地いい
サウンドも「三原色」の大きな聴きどころです。
細かく刻まれるリズムに、明るい鍵盤の音やギターが重なり、曲全体が軽やかに進んでいきます。テンポは速めですが、ただ急いでいる感じではなく、楽しみな予定に向かって自然と足取りが速くなるような心地よさがあります。
特に好きなのは、サビで音の景色がぱっと開けるところです。
それまで軽快に進んでいたメロディが大きく広がり、歌声とさまざまな音が重なっていく。まるで別々の場所にあった色が一つの画面に集まって、急に景色が鮮やかになるようです。
途中にはikuraが言葉をリズミカルに畳みかける部分もあり、会えなかった間の話を次々に聞かせ合うような楽しさがあります。
さらに、終盤で複数の声が重なるところも聴き逃せません。
一人で歌っていた気持ちが、少しずつみんなの声になっていく。友人たちが同じ場所に集まり、笑いながら歌っているような賑やかさが生まれます。
タイトルの「三原色」が、歌詞だけでなくサウンドにも表れているように感じられる部分です。
歌詞が描くのは、昔に戻ることではなく、今の自分たちで再会する喜び
「三原色」の歌詞で特に好きなのは、離れていた時間をなかったことにしていないところです。
久しぶりに会った友人とは、昔の思い出話だけでも盛り上がるものです。ところが、実際には会わない間にお互いの生活も考え方も変わっています。
「三原色」では、そうした変化もきちんと描かれています。
以前とは違う道を歩いてきたことを認めながら、それでも顔を合わせれば、あの頃と変わらない気持ちが残っていると分かる。
私は、この描き方に「三原色」らしい優しさを感じます。
もし3人がずっと一緒にいたなら、同じ喜びにはならなかったかもしれません。離れて暮らした時間があり、それぞれの経験を重ねてきたからこそ、再会したときに話したいことがあふれてくるのでしょう。
歌詞の中では、久しぶりの会話が続き、いつの間にか夜が明けていく様子も描かれます。
特別な出来事が起きるわけではないのに、その時間がとても大切に思えてきます。
そして最後に残る「また明日」という言葉。
久しぶりの再会を喜ぶだけなら、そこで物語は終わってもよかったはずです。でも「三原色」は、もう一度会えたことを新しい始まりとして描いています。
この終わり方があるから、明るい曲調の奥に、じんわりと温かい余韻が残るのだと思います。
「群青」「あの夢をなぞって」とは違う、友情の喜び
YOASOBIには、前へ進もうとする気持ちを描いた楽曲がいくつもあります。
「群青」は、自分の好きなことに向き合い、苦しみながらも表現しようとする人の歌です。
一方、「あの夢をなぞって」には、これから訪れる未来を信じて待つ、胸の高鳴りがあります。
それに対して「三原色」は、誰かと過ごした過去が今につながっていることを確かめる曲です。
一人で未来へ走るのではなく、それぞれの道を歩いてきた人たちが、もう一度同じ場所に立つ。
同じように明るく疾走感のあるYOASOBIの楽曲でも、「三原色」には、友人と再び笑い合えることへの喜びが詰まっています。
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「三原色」とahamoのCM|離れていても続いていくつながり
「三原色」は、NTTドコモ「ahamo」のCMソングとして制作された楽曲です。
CMのテーマである人と人とのつながりは、楽曲の中心にある友情の物語とも重なっています。
明るいメロディと色鮮やかな世界観がCMの映像によく合っていますが、楽曲をフルで聴くと、CMで流れる短い部分だけでは分からない感情の流れも見えてきます。
再会を待つ時間、話が止まらなくなる喜び、そして再びそれぞれの日常へ帰っていく寂しさ。
CMソングとして耳に残る軽快さと、一曲の物語として聴いたときの温かさ。その両方を楽しめるところも「三原色」の良さです。
YOASOBI「三原色」の公式MV・歌詞はこちら
「三原色」の公式ミュージックビデオは、YOASOBIの公式YouTubeチャンネルで公開されています。
アニメーションで描かれる3人の物語は、歌詞の内容を知ったうえで見ると、また違った楽しさがあります。
YOASOBI「三原色」Official Music Video
歌詞を読みながら聴きたい方は、こちらもチェックしてみてください。
YOASOBI「三原色」のMP3フル配信・ダウンロード情報
「三原色」は2021年7月2日にデジタル配信が開始され、音楽配信サービスでフルバージョンを楽しめる楽曲です。
手元に音楽ファイルを残して聴きたい場合はダウンロード購入、毎日のようにさまざまな曲を聴く場合はサブスクを利用する方法があります。
「三原色」をダウンロード購入する
単曲を購入したい場合は、音楽ダウンロードストアで「YOASOBI 三原色」を検索してください。
配信サービスによって、購入できるファイル形式や価格が異なる場合があります。MP3形式で保存したい方は、購入前に対応形式を確認しておくと安心です。
音質やファイル形式を選んで購入したい場合は、音楽ダウンロードサイト「OTOTOY」も選択肢になります。
music.jpで「三原色」をダウンロードする場合
music.jpは、楽曲を1曲ずつ購入できる音楽配信サービスです。購入時には、曲の価格や使用できるポイントを確認してください。
対象者向けの30日間無料おためしでは、無料期間中に解約すれば対象コースの月額料金は0円です。特典として付与される通常600ポイントは、音楽の購入にも使用できます。
ただし、無料期間中に解約しない場合は31日目以降に月額1,958円(税込)が発生します。また、無料おためしで付与されたポイントは無料期間終了時に失効し、ポイントを超える購入には別途料金がかかります。
キャンペーンの対象者や適用条件は、申し込み前に必ず確認してください。
YOASOBI「三原色」はサブスクでも聴ける?
「三原色」は、Amazon MusicやApple Musicなどの音楽サブスクリプションサービスでも配信されています。
サブスクなら、スマートフォンで好きなときに「三原色」を再生できるほか、ほかのYOASOBIの楽曲も一緒に楽しめます。
Amazon Music
Amazon Musicでは「三原色」の配信ページが用意されています。利用しているプランによって再生方法や利用できる機能が異なります。
Apple Music
Apple MusicでもYOASOBIの楽曲を配信しています。「三原色」を聴いたあとに『THE BOOK 2』のほかの収録曲へ進むのもおすすめです。
「三原色」の公式配信リンクからApple Musicを確認する
サブスクは基本的に月額制で、ダウンロード購入とは異なります。オフライン再生に対応していても、通常は契約終了後に保存した曲を再生できなくなるため、手元に曲を残したい場合は購入型サービスを選びましょう。
「三原色」の収録CDは?『THE BOOK 2』で聴ける
「三原色」は配信シングルとしてリリースされた楽曲ですが、2021年12月1日に発売されたYOASOBIの2nd EP『THE BOOK 2』にも収録されています。
『THE BOOK 2』は、「三原色」のほか、「怪物」「優しい彗星」「大正浪漫」などを収録した全8曲の作品です。
収録曲は次のとおりです。
- ツバメ(YOASOBI with ミドリーズ)
- 三原色
- 大正浪漫
- もう少しだけ
- 優しい彗星
- 怪物
- もしも命が描けたら
- ラブレター
CD版は特製バインダー仕様で発売されました。パッケージとしてYOASOBIの作品を手元に残しておきたい方にもおすすめです。
YOASOBI公式サイトで『THE BOOK 2』のCD情報を見る
発売から時間が経っているため、現在の販売価格や在庫状況については各販売店で確認してください。
まとめ|「三原色」は、離れていた時間まで大切に思える友情の歌
YOASOBIの「三原色」は、軽快なリズムと明るい歌声で、久しぶりに友人と再会する喜びを描いた楽曲です。
色が次々に重なっていくようなサビ、楽しそうに言葉を交わす歌い方、そして離れて過ごした時間まで肯定する歌詞。聴いていると、ずっと会っていない友人の顔が浮かんでくるかもしれません。
何よりいいのは、過去を懐かしむだけの曲ではないところです。
昔とまったく同じ自分には戻れなくても、もう一度会って、新しい思い出を作っていくことはできる。「三原色」には、そんな前向きな温かさがあります。
まだフルで聴いたことがない方には、ぜひサビから終盤へ続く音の広がりまで聴いてほしいです。
最後の「また明日」が聞こえてくる頃には、しばらく連絡していなかった友人に、何か一言送ってみたくなるかもしれません。
※本ページにはプロモーションが含まれています。
出典:YOASOBI@YOASOBI_staff(Twitter)