
SixTONESの「Stargaze」(スターゲイズ)は、2025年7月6日に先行配信された楽曲です。その後、2025年9月10日にSixTONESの16枚目のシングルとしてCDが発売されました。
RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲・サウンドプロデュースを手がけ、日本テレビ系『高校生クイズ2025』の応援ソングとして制作された一曲です。
最初に聴いたときに面白かったのは、「野田洋次郎が書いた曲だ」と感じる部分がかなりあるのに、聴き終えるころにはちゃんとSixTONESの曲として残ることでした。
言葉を細かく詰め込みながら走っていくメロディ、途中で熱量がぐっと上がる展開、きれいなだけでは終わらない青春の描き方。野田洋次郎らしい要素は確かにあります。ただ、それを6人が同じ色で歌うのではなく、それぞれ違う声で受け渡していくことで「Stargaze」の表情が次々に変わっていきます。
このページでは、SixTONES「Stargaze」を実際に聴いた感想とともに、MP3ダウンロード、サブスク、CDの情報をまとめます。
目次
SixTONES「Stargaze」は6人の声が次々につながっていく曲
「Stargaze」で個人的にいちばん好きなのは、6人の声を単純に重ねて厚くするのではなく、声の違いそのものを曲の展開に使っているところです。
序盤からその面白さがよく出ています。京本大我とジェシー、京本大我と松村北斗、髙地優吾と田中樹、髙地優吾と森本慎太郎と、組み合わせを変えながら歌が渡っていきます。
京本大我の高音は、曲の上方向へすっと抜けていくような強さがあります。そこへジェシーの太くスケールの大きな声が加わると、一気に視界が広くなる。一方、松村北斗の少し影を含んだ声が入ると、同じメロディの中にも内側へ向かう感情が見えてきます。
髙地優吾の声は、熱が上がり続ける曲の中に少し柔らかな空気を入れる役割を担っています。森本慎太郎はそこに力強さと人間臭い熱を加え、田中樹は言葉の輪郭を立たせるような声で流れを引き締める。そしてジェシーと京本大我には、ここぞというところで曲そのものを持ち上げる爆発力があります。
面白いのは、誰か一人がずっと中心にいるようには聴こえないことです。
6人それぞれに得意な音域も声の質感も違う。その違いを均してしまうのではなく、「次はこの声が来る」と色を変えながら前へ進んでいく。終盤で一人ずつの声が短くつながっていくところまで聴くと、この歌割り自体がSixTONESというグループを表しているようにも感じます。
野田洋次郎の曲なのに、最後にはSixTONESの歌として残る
「Stargaze」は、野田洋次郎の書く曲が好きな人なら、かなり早い段階でその匂いを感じると思います。
言葉を会話のように流しながらメロディへ乗せていくところや、まっすぐな応援歌になりそうなところで少し迷いや不安を残すところ。サウンドも一直線に盛り上げるだけではなく、音数や声の重なりを変えながらドラマを作っていきます。
ただ、SixTONESはそこへ無理に「野田洋次郎っぽい歌い方」を当てはめてはいません。
むしろ6人がそれぞれ自分の声の強みを持ち込んでいます。
京本大我は高音の鋭さ、ジェシーは声量とスケール感、松村北斗は陰影、森本慎太郎はむき出しの熱、髙地優吾は柔らかさ、田中樹は言葉を前へ押し出す力。それぞれ違う方向から曲へ入ってくるので、野田洋次郎のメロディが6種類の声を通過するたびに少しずつ姿を変えていくんです。
野田洋次郎は楽曲制作にあたり、SixTONESが歩いてきた歴史やメンバー同士の関係性を掘り下げ、この先の物語まで想像しながら曲を作ったと明かしています。
だからでしょうか。「高校生クイズのための青春応援歌」という枠だけで聴くと、少し収まりが悪い。
これから何かに挑もうとしている高校生の歌であると同時に、結成から長い時間を6人で進んできたSixTONES自身の歌にも聴こえます。
「頑張れ」と簡単に言わないところがいい
『高校生クイズ2025』の応援ソングと聞けば、もっと一直線に明るい曲を想像するかもしれません。
でも「Stargaze」は、最初から最後まで爽やかに背中を押し続けるタイプではありません。
まだ何者でもない感覚や、何かを続ける苦しさ、自分が選んだ道を信じ切れるのかという揺れまで抱えたまま進んでいきます。そのため、曲の熱量は高いのに妙に現実味があります。
特に後半へ向かって、6人の歌声がだんだん大きな塊になっていく流れがいいんです。
最初から「大丈夫」と答えを渡すのではなく、迷って、もがいて、それでも進んでいる時間そのものを肯定していく。だから高校生だけに向けた歌には聞こえません。
仕事でも勉強でも、何かを続けながら「このままでいいのかな」と思った経験がある人なら、年齢に関係なく引っかかるところがあるはずです。
『高校生クイズ2025』で流れると、曲の意味がもう一段変わる
楽曲単体では、SixTONES自身の歩みまで重ねて聴ける「Stargaze」ですが、『高校生クイズ2025』の応援ソングという役割を知ると別の景色も見えてきます。
高校生クイズは、結果だけではなく、仲間と一緒にそこへたどり着くまでの時間も大きな意味を持つ舞台です。
「Stargaze」も、勝者だけを称えるような曲ではありません。まだ結果のわからない途中の時間に焦点が当たっているからこそ、挑戦する高校生たちの姿と重なります。
しかもそれをSixTONESが6人で歌う。
一人の声が次の一人へ渡り、また別の声が加わって大きくなっていく構成そのものが、「仲間と一緒に挑む」という番組の空気によく合っています。
タイアップを離れて一曲だけで聴いても成立するし、高校生クイズの映像と一緒に聴けば別の熱が生まれる。この二つの聴き方ができるのも「Stargaze」の面白いところです。
SixTONES「Stargaze」のMP3ダウンロード配信情報
SixTONES「Stargaze」は、2025年7月6日から各音楽配信サービスで配信されています。
曲を端末に残して聴きたい場合は、iTunes StoreやAmazonなどのダウンロード購入が利用できます。
iTunes Store
SixTONES「Stargaze」をiTunes Storeで見る
Amazon
music.jpで「Stargaze」をダウンロード
「Stargaze」を1曲ずつ購入して聴きたい人は、music.jpも選択肢になります。
music.jpは聴き放題型のサブスクとは違い、ポイントを使って楽曲を購入するタイプのサービスです。購入した曲を手元に残して聴きたい人には使いやすいサービスです。
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「Stargaze」はサブスクでも聴ける
「Stargaze」は、Apple MusicやAmazon Music Unlimitedなどの定額制音楽配信サービスでも聴くことができます。
SixTONESのほかの楽曲もまとめて聴きたい場合は、1曲ずつ購入するよりサブスクのほうが使いやすいでしょう。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music UnlimitedでSixTONESを聴く
Apple Music
「Stargaze」のCDは2025年9月10日発売
先行配信時点では配信シングルとして登場した「Stargaze」ですが、その後、SixTONESの16枚目のシングルとして2025年9月10日にCDが発売されました。
CDは初回盤A、初回盤B、通常盤の3形態です。
初回盤A・Bには2025年1月の全国ドームツアー「YOUNG OLD」東京ドーム公演から、それぞれ異なる3曲のライブ音源を収録。映像特典には「Stargaze」のMusic Videoやメイキング、メンバーのソロ楽曲のMusic Videoなどが収められています。
通常盤には「Stargaze」に加えて「Clarity」「Tear Train」、「BOYZ -SKA PUNK Rearrange-」などを収録しています。
SixTONES「Stargaze」をAmazonでチェックする
SixTONES「Stargaze」まとめ
「Stargaze」は、野田洋次郎の曲をSixTONESが上手に歌った、というだけでは語りきれない一曲です。
野田洋次郎らしい言葉とメロディがありながら、その中を京本大我、ジェシー、松村北斗、髙地優吾、森本慎太郎、田中樹という6つのまったく違う声が通っていく。そのたびに曲の温度が少し変わります。
個人的には、そこがこの曲を何度も聴きたくなる一番の理由でした。
一人ひとりを追って聴くのもいいですし、誰の声から誰の声へ渡った瞬間に空気が変わるのかを意識して聴くのも面白いです。最後には「野田洋次郎の提供曲」という情報より、6人で歌っていることの意味のほうが強く残ります。
まだ「Stargaze」をじっくり聴いたことがないなら、ぜひ一度、6人の声の受け渡しに耳を向けて聴いてみてください。サビだけではわからない、この曲の熱さが見えてくると思います。
※本記事には広告リンクを含みます。
出典:Stargaze(amazon)