
藤井 風「へでもねーよ」は、2020年10月30日に配信リリースされた楽曲です。
タイトルだけを見ると、何を言われても気にしない、かなり強気な曲に思えます。実際、音も歌い方もかなり攻めています。ただ、何度か聴いていると、この曲は単純に「自分は強い」と言い切っているわけではないように聞こえてきます。
低いところでうねり続けるトラック。その上で、藤井 風が言葉を一つずつ噛むように吐き出していく。普段の柔らかな歌声からは少し離れた、むき出しの攻撃性があります。
そして個人的に「へでもねーよ」で一番引っかかるのは、その強さがどこか危うく聞こえるところです。本当に何も傷ついていない人なら、ここまで強く「へでもねーよ」と言う必要はないのかもしれません。
この記事では、そんな藤井 風「へでもねーよ」を実際に聴いた感想とあわせて、MP3フル音源のダウンロード、サブスク、CD収録情報をまとめます。
| 曲名 | へでもねーよ |
|---|---|
| アーティスト | 藤井 風 |
| 配信日 | 2020年10月30日 |
| 作詞・作曲 | 藤井 風 |
| リリース形態 | 配信シングル |
| CD収録 | 『LOVE ALL SERVE ALL』に「へでもねーよ (LASA edit)」を収録 |
目次
藤井 風「へでもねーよ」を聴いた感想
「へでもねーよ」を再生してまず耳に残るのは、メロディよりも低いところでずっと動いているグルーヴです。
軽く跳ねるというより、地面すれすれを這いながら身体を揺らしてくるような重さがあります。きれいなピアノを弾きながら伸びやかに歌う藤井 風をイメージして聴くと、最初は少し面食らうかもしれません。
音数が派手に増えて盛り上げるタイプでもありません。むしろ同じ低い温度を保ちながら、じわじわ圧をかけてきます。その逃げ場の少なさが、この曲にはよく合っています。
言葉を「歌う」というより、噛みつくような声
もう一つ面白いのが藤井 風の歌い方です。
この曲では、一つひとつの言葉をきれいにつなげて歌うというより、短く切ったり、少し乱暴にぶつけたりしながら進んでいきます。声そのものは藤井 風なのに、いつもの余裕を感じさせる柔らかさとはかなり違います。
特に低い声で言葉を押し出すところには、相手との距離をあえて詰めていくような怖さがあります。
だから「おしゃれ」「グルーヴィー」という言葉だけでまとめてしまうと、この曲の一番面白い部分を取りこぼしてしまう気がします。きれいに聴かせようとしない声のざらつきまで含めて、「へでもねーよ」の空気ができています。
本当に平気だから「へでもねーよ」と言っているのか
個人的に一番好きなのは、タイトルにもなっている「へでもねーよ」という言葉の聞こえ方です。
最初は、周囲から何をぶつけられても気にせず進んでいく人の歌に聞こえます。
でも曲が進むほど、「本当は何も感じていない」のではなく、何かを跳ね返すために必死で強くなろうとしているようにも聞こえてきます。
攻撃的なのに、完全には強者の歌にならない。そのわずかな危うさが残るから、ただ威勢のいい曲では終わりません。
人から何か言われたとき、本当は少し傷ついているのに「別に平気」と言ってしまうことがあります。「へでもねーよ」には、そんな防御のための強がりに近いものも感じます。
藤井 風の声が荒くなるほど、逆にその奥にある弱さまで見えてくる。私はそこが、この曲のかなり好きなところです。
「青春病」と同じ日に出たからこそ、振れ幅がよく分かる
「へでもねーよ」は、同じ2020年10月30日に「青春病」と同時配信されました。
この2曲を続けて聴くと、藤井 風の振れ幅がよく分かります。
「青春病」が過ぎていく時間や青春への未練を大きなメロディで抱え込む曲だとすれば、「へでもねーよ」はもっと身体に近い場所で鳴っている曲です。
考え込む前に、まず跳ね返す。その瞬間的な感情が前に出ています。
きれいなメロディだけではなく、少し嫌な感情や乱暴な気分まで自分の音楽にしてしまう。その意味でも、「へでもねーよ」は藤井 風の楽曲の中でかなり異質な存在です。
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「へでもねーよ」の公式MV
「へでもねーよ」は、2020年10月29日に日本武道館で開催された「Fujii Kaze “NAN-NAN SHOW 2020” HELP EVER HURT NEVER」で初披露されました。
スタジオ音源だけでも十分に圧がありますが、ライブで聴くとリズムの重さと声の荒さがさらに前へ出てきます。
藤井 風「へでもねーよ」のMP3フル配信・ダウンロード情報
「へでもねーよ」は、music.jp、Amazon Music、iTunes Storeなどでダウンロード購入できます。
| サービス | 1曲価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| music.jp | 261円 | ポイントを使ってMP3フル音源を購入 |
| Amazon Music | 250円 | Amazonから1曲購入 |
| iTunes Store | 255円 | Apple端末などでダウンロード購入 |
※価格は記事更新時点の目安です。購入前に各サービスで最新価格をご確認ください。
「聴き放題ではなく、曲を購入して手元に残しておきたい」という場合は、MP3などのダウンロード購入が向いています。
music.jpで「へでもねーよ」をダウンロード
music.jpでは、「へでもねーよ」のフル音源をポイントを使って購入できます。
当サイトから利用できるmusic.jpの特別プランには30日間の無料お試しがあり、登録時に600円分の通常ポイントが付与されます。
「へでもねーよ」が261円で配信されている場合、600ポイントがあれば261円の楽曲を2曲購入できます。
登録方法を先に確認しておきたい場合は、music.jpの無料登録手順で詳しく紹介しています。
また、無料期間だけ試したい場合は、music.jpのプレミアムコース解約手順もあわせて確認しておくと安心です。
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Amazonでも「へでもねーよ」のデジタル音源を購入できます。
普段からAmazonを利用していて、1曲だけ購入したい場合には使いやすい方法です。
iTunes Storeでダウンロード
iPhoneやMacなどApple製品を中心に音楽を聴いている場合は、iTunes Storeから購入する方法もあります。
購入した楽曲を繰り返し聴きたい人は、サブスクとあわせて検討してみてください。
「へでもねーよ」はサブスクでも聴き放題
「へでもねーよ」は、Amazon Music UnlimitedやApple Musicなどの定額制音楽配信サービスでも聴くことができます。
藤井 風のアルバムやほかの楽曲もまとめて聴きたいなら、1曲ずつ購入するよりサブスクのほうが使いやすいでしょう。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimitedでは、藤井 風の楽曲を定額で楽しめます。
Apple Music
Apple Musicでも「へでもねーよ」を配信しています。
iPhoneやApple Watchなどを普段から使っているなら、そのままライブラリへ追加して聴きやすいのも利点です。
「へでもねーよ」はCDにも収録されている?
2020年に発表されたオリジナルの「へでもねーよ」は配信シングルでしたが、その後、2022年3月23日発売の藤井 風の2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』に「へでもねーよ (LASA edit)」として収録されました。
| アルバム | LOVE ALL SERVE ALL |
|---|---|
| 発売日 | 2022年3月23日 |
| 収録位置 | 3曲目 |
| 収録バージョン | へでもねーよ (LASA edit) |
そのため、「へでもねーよ」をCDで持っておきたい場合は『LOVE ALL SERVE ALL』が選択肢になります。
ただし、アルバムに収録されているのはタイトルどおり「LASA edit」です。2020年の配信シングル版そのものを聴きたい場合は、ダウンロードまたはストリーミング配信から確認するのが分かりやすいでしょう。
まとめ|「へでもねーよ」は強がりまで音にした藤井 風の攻撃的な一曲
「へでもねーよ」は、藤井 風の曲の中でもかなり攻撃的な一曲です。
低い位置をうねり続けるグルーヴに、言葉へ噛みつくような歌声。きれいに聴かせることより、内側に溜まったものをそのまま外へ押し返すような勢いがあります。
ただ、聴き終わって残るのは「何があっても平気な人」の強さだけではありません。
むしろ傷ついたことを認めないために、あえて強い言葉を選んでいるようにも聞こえる。その危うさが残っているからこそ、タイトルの「へでもねーよ」が妙に耳から離れません。
藤井 風というと、柔らかな歌声やピアノ、肩の力が抜けた空気を思い浮かべる人も多いと思います。そのイメージだけでまだこの曲を聴いていないなら、一度イヤホンで低い音までしっかり聴いてみてほしいです。
思っている以上に荒っぽい藤井 風が、そこにいます。
※本ページにはプロモーションが含まれています。
出典:へでもねーよ(amazon)